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オーエスグループの多地点ビデオ会議システム構築

オーエスグループでは、各拠点にビデオ会議システムを導入し、日常的に活用しています。
複数の拠点を一度に接続し、顔を見ながら情報を共有することで深い会議ができ、生産性や効率に向上しています。

導入のきっかけ

オーエスグループでは以前から出張削減のため、ISDN・IP回線のテレビ会議システムを利用していました。しかし「デジタルサイネージ」「学校ICT」など、お客様のニーズに合わせた商品展開をいち早く共有するには、ISDN回線で4拠点のみ導入しているテレビ会議システムでは、画質や音質も悪いため、社員から多くの不満がありました。
そこで、機器老朽化の懸念もあり、HDタイプ※のビデオ会議システムを導入しました。
※HD(High Definition)

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システム選定のポイント

テレビ会議システムのリプレイスにあたり、以下のポイントを重点に選定しました。

  • HD画質で高画質通信
  • 聞き取りやすい音質
  • PC画面の共有機能
  • 16拠点の同時接続が可能
  • 拠点の増減が簡単
  • 大人数の拠点と、少人数の拠点でも同時に利用
  • 導入コストの低減

システム概要図

オーエスグループ テレビ会議システム概要図

システム構成 大阪本社 第1会議室(全体使用)

  • 【機器構築コンセプト】
    ①複数の映像ソースを同時又は個別の画面に表示
     8入力4出力のマトリクススイッチャ-で対応
    ②全ての営業所と工場、関連会社を同時に接続
     HDコムを各営業所、工場に導入
     高画質、高音質でテレビ会議に使用
    ③全体会議で使用時、持ち込み機器を無線で表示、切替が
     できるようにMcTiVia PRO.2を導入
     OS (オペレーティングシステム) を問わない接続性と、
     4分割表示できる点で選定
    ④プロジェクターで映写しながら、壁面に文字を書き込み
     壁面にマグネットシートを貼り、ホワイトボード鋼板を
     貼り付け
    ⑤iPadやiPhoneの画面から機器の操作
     クレストロンを使いiPadから操作

システム構成 大阪本社 第4会議室(管理系)

  • 【機器構築コンセプト】
    ①テレビ会議の画面とPC画面を切り替えずに同時に表示
     65型モニターと50型モニターをスタンド設置し、
     2画面設置で対応
    ②4拠点同時会議
     設置端末は子機でも4カ所まで同時接続可能

システム構成 大阪本社 第5会議室(営業系)

  • 【機器構築コンセプト】
    ①複数の映像ソースを同時又は個別に複数の画面に表示
     8入力4出力のマトリクススイッチャ-で対応
    ②営業会議を東京・大阪間でテレビ会議を使って実施
     HDコムを各営業所、工場に導入
     高画質、高音質でテレビ会議を使用
    ③持ち込み機器(ノートPC、iPad、iPhone)の画面を
     無線で表示
     McTiVia PRO.2を導入
     OS (オペレーティングシステム) を問わない接続性と、
     4分割表示できる点で選定
    ④プロジェクターで映写しながら、壁面に文字を書き込み
     壁面にマグネットシートを貼り、ホワイトボード鋼板を
     貼り付けて使用

システム構成 東京 5階会議室

  • 【機器構築コンセプト】
    ①テレビ会議の画面とPC画面を切り替えずに
     壁面ホワイトボードにプロジェクターから
     約100型を2画面映写
    ②4拠点同時会議
     設置端末は子機でも4カ所まで同時接続可能

システム構成 東京 4階会議室

  • 【機器構築コンセプト】
    ①テレビ会議の画面とPC画面を切り替えずに同時に表示
     46型モニター2台をスタンド設置し、2画面設置で対応
    ②4拠点同時会議
     設置端末は子機でも4カ所まで同時接続可能

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導入後の効果

会議の効率化は想定していたが、月初朝礼や面接など、当初想定していなかった利用方法でも効果がありました。

  • 高画質通信が可能になり、全体への情報共有がより細かくできる様になった。
  • 部門間のミーティングが増え、ディスカッションが盛んになった。
  • 東京・大阪間の採用面接ができ、雇用のスピード化につながった。
  • 全国10拠点を同時に接続できるので、情報伝達スピードがあがった。また移動コストの削減もできた。
  • 全国10拠点を1画面に分割表示しても十分、顔の表情が認識できるので、コミュニケーションが高まった。
  • 専用リモコンのボタン操作で、映像と資料を簡単に切り替えでき、会議がスムーズに進む様になった。
  • パン、チルトボタンで発言者のアップ映像から全体映像への切替も簡単。

※オーエスグループでは未導入だが、レコーダーを用意する事で会議映像の録画も可能。


  • 10拠点を一度に表示

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