このページはHOME 製品情報スクリーンスクリーン技術情報スクリーンの設置について です。
視聴環境を考慮してスクリーンの設置を検討します。会議や研修会でスクリーンを使用する場合には、入り口からの人の出入りにも注意を払う必要があります。
フロントスクリーンはプロジェクターから投写された光を反射させますが、同時に外光や照明などの有害光も反射させますので、窓の位置や蛍光灯の位置も考慮し有害光を遮断する事で、映像素材の忠実な再現が可能になります。
有害光(外光)が入る窓も無く、視聴者の出入りでプロジェクターからの投写を妨げない位置にスクリーンを設置するのが理想の室内環境で、最も忠実に映像の再現ができます。
スクリーンの正面や側面に窓がある場合、有害光(外光)の反射を防ぐため、スクリーンの設置位置の調整や、窓に遮光設備を付けることにより映像の忠実な再現が可能になります。
映像に与える有害光は外光だけでなく、蛍光灯や他の照明器具からも影響を受けます。
スクリーンに蛍光灯などの光が直接当たらないことが理想ですが、スイッチで照明を切り分けできればベストです。
視聴者の全員が映像を見るためには、スクリーンを設置する高さが重要になります。一般的に、視聴者の座高とスクリーン映写部の下辺の高さが等しい状態が視聴に適しているとされています。スクリーン高が低すぎると映像が前方の人に遮られてしまい、高すぎると前方の人は見上げる状態になってしまいます。
プロジェクターの投写位置と、視聴者の位置関係によってスクリーン生地の選定がかわります。
設置方法を工夫することで壁面スペースに関わらず取り付けられる場合もあります。設置場所や、使用頻度に応じてスクリーンの取り付け方法を決定します。
スクリーンを壁面に取り付ける方法です。張込常設と収納常設が可能です。
スクリーンを天井面、あるいはスラブ(鉄筋コンクリート構造で、床を支える板状のコンクリート)に取り付ける方法です。収納常設が可能です。
スクリーンを天井に埋め込む方法です。収納常設が可能で、収納時には天井面に突起物などがなくすっきりと収まります。
スクリーンを床に置く方法です。簡易型になるので、スクリーンの移動や片付けが容易に行えます。
マグネットの力を利用して、黒板やホワイトボードの板面に貼り付けます。高い平面性が得られます。
図は便宜的にスタンドをホワイトボードのイメージとしています。